ごあいさつ

ごあいさつ

はじめまして、長谷川智子と申します。

私は、ミュージカルやテレビ、映画といった俳優業を経て、現在はソロ歌手(主にシャンソン,

クラシック)としての活動をしております。

転機は、当時所属しておりました事務所のマネージャさんから「ともちゃんは明日から、歌手です。歌が大好きな心を大切に歌手として生きてください」と言われたことから始まります。(それまでは俳優業がメインで、歌は副業でした)

それから歌手として生きる中で、若いころに夢を描いておりました、音楽大学の大学院の門をたたくことができました。

ですが、、なんと!

緊急事態宣言の出る中、オンラインでの大学院生活が始まり、なかなか波乱にとんだスタートでした。

とはいえ、武蔵野音楽大学の素晴らしい先生がたからたくさんの愛をいただき、無事に昨年卒業いたしました。

私が大学院で執筆しました修士論文の題目は、「シンガー・ソングライターバルバラの《ゲッティンゲン》における平和の表象~詩と音楽からの分析」でした。大好きなシャンソン歌手バルバラの《ゲッティンゲン》という名曲の、平和に関する楽曲を、詩の分析と楽曲分析をすることで、バルバラの平和への願いを読み解く研究をいたしました。また、フランス歌曲との関連性を示唆する新しい試みも致しました。

現在は学術団体の要素の大きいシャンソン研究会に所属し、シャンソン歌手バルバラの研究をしております。昨年は6月に神戸大学、11月に信州大学におきまして研究発表をさせていただきました。(「バルバラとプレヴェール作品における平和への祈り歌詞と音楽分析からのアプローチ―」)。この場をお借りして、現在、指導してくださいます信州大学の吉田先生、そして、シャンソン研究会のあたたかな先生方に心から感謝いたします。今年は6月に再び、神戸大学で発表させていただきました。これからも研鑽を積み、先輩方の胸をお借りしながら、人様のお役に立てる研究ができればと思います。

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さて、ここからは歌手活動のことを♪

一昨年、ファーストアルバムを発売いたしました。

タイトルは、『Chansons D’amour~詩(うた)の宝石箱』、、西洋音楽の偉大なる作曲家の方々に敬意を払いながらも、オリジナルのストーリーや訳詞などをいたしました、初の作詞訳詞作品集です。皆様の疲れ切った心を癒す一枚になれたら幸いです。お問い合わせは、ホームページお問い合わせ欄、、または、ソレイユ音楽事務所(https://soleilmusic.com/shop/CD-DVD/products/list)までお願いいたします(定価 2000円 税込み)。

よくお問い合わせいただきます後援会(せーら友の会)ですが、、現在、50名ほどの会員さんがいらっしゃいます。こちらは年4回会報などを送らせていただいております。年会費1000円で、アットホームな会です。もしご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせフォームからお声がけください。

最後に、、生きていると様々なことがございます。コロナが収束してきたら今度は戦争、、本当に落ち着かない世の中です。私はこれまでつらく悲しいときこそ、音楽を愛する心を思い起こし、乗り越えてきました。音楽は、人を癒し、励まし、勇気づけ、人生を力強く生きようとする意欲をも、もたらします。コロナや戦争で弱った世界中の人々の心を、音楽や文学の愛や美しさを通して、少しでも人様のお役に立てる一人となりたいです。

Merci☆

2024年2月26日 長谷川智子